学資保険とは・・・
子供の教育費用などを保険料として支払っていき、まとまった教育費用が必要になる時期にまとまったお金を受け取ることができる保険のことです。
保険ですので、学資保険の中には契約者がなくなった場合に免除される保険もあります。
なぜ学資保険を契約したか
わたしは現在ひとり子供がいます。
子供の教育資金を貯めないといけないと最近考えるようになり、学資保険を考え始めたのです。
他にも資金を貯めていく方法はあります。銀行の預金など。
しかし、今この状況で銀行に預けても利息はわずかですね。それで私は、学資保険を検討したのです。
そうは言っても、学資保険にもメリット・デメリットがあります。
学資保険のメリット
①利率がたかい
学資保険は、銀行の預金より利率が高いです。利率が高いのはやはりメリットです。
銀行の定期預金の金利は、2017年3月3日現在で0.1%前後です。
しかし、学資保険は、返礼率100%以上はありますので、現在はどちらがいいかわかると思います。もし銀行の利率が逆転する時代がくれば当然銀行に預けるのが良いですが。
②短期間での払い込みが可能
5年や10年で払い込む保険もあります。もちろん短期間で払い込むため、返礼率も高くなります。その分毎月の払込額は高くなります。
少しでも余裕があるのであれば、短期間払い込みも考えてよいと思います。教育費がさほどかからない時期に払い終わらせることもよいと思いませんか?
わたしは、今後どうなるかわからないと思い、現在の給与があるうちに払い込みを終わらせたいと思ったのも短期間にした理由のひとつです。
③保険なので、確実に預けて貯めていける
銀行の普通預金などで貯めていくと、おろすことができるためなかなか貯まらないこともあります。
その分保険で預けていけば、解約はできるが簡単に解約できないことと毎月確実に払い込みされます。
④生命保険控除で節税可能
年末調整や確定申告で生命保険控除として払込保険料を利用できます。
つまり、節税可能になるということ。
他にもいろいろあるでしょうが、わたしがメリットと感じた部分です。
学資保険のデメリット
①死亡保障がある商品・ない商品がある
保険会社によって商品が違うのは当たり前ですが、わたしが一番気になったのは「死亡保障」の有無でした。
既に死亡保障ありの保険であれば仕方ないのですが、特約で保障を付けるような商品の時は注意が必要だと感じました。保障を付けると保険料が上がりますからね。不要と思う特約が付いた提案が来たときは、外して保険料を少しでも安くした方が良いと思いました。
返戻率が良く、商品自体に保障が付いている保険も外せれば安くなるのに・・・と思いましたが、それができたら保険ではなくなりますね。
②金利が上昇する可能性がある
子供が18歳になるまで、あと15年あります。
15年の間に金利が上昇する可能性もないとは言い切れません。仮に金利が上昇した場合、学資保険よりも銀行に預ける方が良くなる可能性もあります。
商品選び
とにかく「学資保険のみ」で契約することをおすすめします。
必ず学資保険の話をすると他の商品も一緒に勧められます。しかし、他に入る予定のない保険は入らない方が良いと思います。
そして、可能な限り短期間払い込みで契約することです。子供に教育費がかからない間に払い込みを終了させることで払い込み後に余裕ができると思います。
◆最後に
・2017年4月2日から料率改定
みなさんご存知の通り、料率の改定が行われます。
ひとつの生命保険会社では、予定利率の改定は下記の通りになっています。
現 行:1.35%
改定後:0.85%
改定幅:▲0.50%
つまり、基準額を同額とした場合、月々の払い込み金額が現在より高くなるということです。
今契約を考えている方がいらっしゃれば、3月中に契約されてください。
実際にわたしも駆け込みで契約しました。
【こみぎ】